「捨てようとしたら子どもがイヤだと言った」タオル一行物語その４

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はじめに：

おもにエアーかおる“バスタオル半分時代”を題材とした創作ショートストーリーです。
利用者のレビューを元に、印象的な「一行」をピックアップし、物語としたものです。
「あるある」「わかる」「そうだね」など、毎日の暮らしで少しずつ支持を集めている、
ハーフバスタオルの一面をご案内しています。サッと読めますので、お楽しみください。

捨てようとしたら子どもがイヤだと言った

わが家の小学生の息子・翔太は、とにかくモノに頓着しないタイプだ。新しいゲームには目を輝かせるが、洋服も学用品も、破れたり壊れたりしない限り、使い古していても全く気にしない。そんな彼が、ある日珍しく「イヤだ」と首を横に振った。

山になった洗濯かごから、ひときわ色あせた、もう何年も前に祖父母から誕生日プレゼントでもらったハーフバスタオルを見つけ出した。ちょうど冷蔵庫を漁りに部屋から出てきた息子に「翔太、これもうずいぶん古くなったから、処分するね？」そう言いかけた途端だった。

「え、ダメ！まだ使う！」

普段、私が何を捨てようと「うん」「いいよ」としか言わない翔太が、びっくりするくらい真面目な顔で抵抗する。私は目を丸くした。「でも、もうこんなに薄くなって、色落ちしてるし…」「いいの！これがいいの！」翔太は、その古いタオルをぎゅっと抱きしめた。

理由を聞いても「だって…これ気持ちいいもん」と照れくさそうに言うだけだ。エアーかおる特有のふわふわした感触は、さすがにごわごわとなっている。でも吸水力もそれほど落ちてなさそうだし、何より軽くて扱いやすい。そういえば、翔太は実家でのお風呂上がりはいつもこのタオルにくるまれて、ご機嫌だったのを思い出した。彼にとってこのタオルは、なくてはならない存在だったのかもしれない。

結局、その日は古いエアーかおるを捨てるのは諦めた。そして、私は公式サイトで新しいハーフバスタオルを注文した。買ったことを秘密にして、夕食が済んでハイと翔太に渡すと、彼は目を輝かせ、すぐに風呂場へ持って行った。湯上がりに新しいタオルにくるまれた翔太の顔は、何とも言えない満足げな表情をしていた。

古くなったタオルは、さすがに少しずつ引退させていくつもりだが、「古いの、捨てないよね？」と私に確認してきたので、しばらくは両方使うようにすることにした。息子の本当に気に入ったモノを大切にする気持ちは、これからも尊重してあげたい。

モノへの愛着に気づく、親子の温かい関係

普段、モノにこだわらない息子が、使い古したタオルを必死に守ろうとする姿。その意外な反応に、母親はハッとします。そこには、単なるモノを超えた、安心感や心地よさに根差した子どもの純粋な愛着がありました。ふだんから子どもの大切な気持ちに気づき、尊重してあげること。それは、親子の絆を深め、愛着の心を育てることに、つながっていくようです。

毎日使いたくなるハーフバスタオル

エアーかおる“バスタオル半分時代”は、一般的なバスタオルの約半分のサイズ（34×120cm）でありながら、1枚で髪の毛から体まで全身を拭ききれるという、新しいタオルの使い方を提案しています。

使って嬉しい“バスタオル半分時代”５つのメリット

◎驚きの吸水力…バスタオルの約半分というサイズで、髪の長い方でも全身の水分をしっかり拭き取れます。
◎心地よい肌触り…ふっくらと柔らかい肌触り。洗濯を重ねてもごわつきにくく、心地よさが長持ちします。
◎省スペース…洗濯量が減り、ふつうのハンガーで干せます。また収納スペースも大幅に削減できます。
◎速乾で時短…空気をたっぷり含む構造で湿気の多い時期も乾きやすく、家事の時短につながります。
◎取り扱いやすさ…軽量で扱いやすいため、年齢や性別を問わず、家族みんなが快適に使用できます。