「入院先の看護師さんに褒められる」タオル一行物語その13

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はじめに：
おもにエアーかおる“バスタオル半分時代”を題材とした創作ショートストーリーです。
利用者のレビューを元に、印象的な「一行」をピックアップし、物語としたものです。
「あるある」「わかる」「そうだね」など、毎日の暮らしで少しずつ支持を集めている、
ハーフバスタオルの一面をご案内しています。サッと読めますので、お楽しみください。

入院先の看護師さんに褒められる

まさか自分が病院の世話になるとは思いもしなかった。単身赴任先で倒れ、手術は無事に終わったものの、しばらくはリハビリのために入院生活が続く。家族は遠方に住んでいるため、そう頻繁には来られない。身の回りのことは、できる限り自分でやらなければならない。

入院となり、あわててやって来た妻だが、タオルを何枚か持ってきてくれた。その中に「エアーかおるバスタオル半分時代」が入っていた。妻からは「水を吸ってくれるし、すぐ乾くから病院のお風呂で使うといいよ」と教えてくれた。少し前から家の方で使っていて、子どもたちも好評という。ストックしていた新品を持ってきてくれたのだ。

「こっちにもタオルはあるけどな」
「使ってみたらわかるから」

妻は保証人の手続きやら先生との面談やら、私のワンルームから下着や身の回り品を持ってくるやら、２泊３日の間、フル回転してくれた。入院して、こんなにありがたい存在だったことに、改めて気付かされた。

タオルの方だが、実際に使ってみて、その良さに驚いた。湯上がりの体を拭くと、サッと水気を吸い取ってくれる。バスタオルの半分と言うサイズは長いスポーツタオルのようで、特に背中が拭きやすい。何より軽いので、あの狭いベッドの上でも畳むのも楽だ。これは思わぬ収穫だった。

その日も、乾燥機から出したばかりの洗濯物をベッドの上に広げ、畳もうとしたところへ、いつもの担当の看護師さんが巡回にやってきた。６人部屋のひとりひとりに顔をしっかり確かめながら、明るい声で話しかけ、小さな愚痴も聞いて、私のベッドまで来た。

「宮本さん、どうですか？あら、おしゃれな色のタオルですね」
不意にタオルの話になったので、少し照れた。
「え、そうですか。ありがとうございます」
「柔らかそうですね」
「ええ、柔らかいですよ。ちょっと触ってみます？」
看護師さんは指先で軽く触れたあと、
「本当だ、ふわふわですね！どこで買われたんですか？」
とちょっと興味ある顔で聞いてきた。

「いや、妻が持ってきてくれて」
と応えたら、「素敵ですね」と言ってもらえた。そのとき、なんか嬉しかったな。

日常のありがたさに気づく瞬間

非日常に直面した時、人はそれまで当たり前だと思っていた日常のありがたさに気づかされます。特に、さりげない気遣いは、心を温かく満たすものです。妻が持たせてくれたタオルは、単なる日用品ではなく、「あなたが快適に過ごせますように」という願いが込められた、かけがえのない愛情そのものでした。その温かさが、看護師さんとの会話を通して、また新たな喜びとなり、何が本当に大切なのかを実感させてくれるのです。

毎日使いたくなるハーフバスタオル

エアーかおる“バスタオル半分時代”は、一般的なバスタオルの約半分のサイズ（34×120cm）でありながら、1枚で髪の毛から体まで全身を拭ききれるという、新しいタオルの使い方を提案しています。

使って嬉しい“バスタオル半分時代”５つのメリット

◎驚きの吸水力…バスタオルの約半分というサイズで、髪の長い方でも全身の水分をしっかり拭き取れます。
◎心地よい肌触り…ふっくらと柔らかい肌触り。洗濯を重ねてもごわつきにくく、心地よさが長持ちします。
◎省スペース…洗濯量が減り、ふつうのハンガーで干せます。また収納スペースも大幅に削減できます。
◎速乾で時短…空気をたっぷり含む構造で湿気の多い時期も乾きやすく、家事の時短につながります。
◎取り扱いやすさ…軽量で扱いやすいため、年齢や性別を問わず、家族みんなが快適に使用できます。